セレクトストーン

ストーン

お手入れしやすい石とは?

ジュエリーのお手入れはどのようにしたらよいでしょうか?
ジュエリークリーニングはいつか必要になってくる作業ですが、付いている宝石ごとに方法は違ってきます。
ご購入の前から、お手入れのことまで考える人は少ないかもしれませんが、取り扱い方法でストーンを選ぶということも合理的な選択方法の一つかもしれません。
主な宝石のお手入れ方法
代表的な宝石のお手入れ方法を表にしました。
ストーン(宝石)中性洗剤で洗う超音波洗浄機注意事項
ダイヤモンド油分を吸着して曇りやすい
ルビー、サファイア
エメラルド×衝撃に弱い
タンザナイト×
オパール×極端な乾燥に注意
ムーンストーン×
パール×汗に注意
ペリドット×
ガーネット
アメシスト紫外線に当てない
ターコイズ××
トパーズ×
シトリン紫外線に当てない
トルマリン×
アレキサンドライト
アクアマリン
共通するお手入れ方法

使用していないときは空気を遮断し、暗いところで保管

宝石は、大気中に含まれる物質によっていつの間にか摩耗することがあります。
また、紫外線により変色する石もあります。
それらを回避するために、チャック付きの小さいビニール袋に一個ずつ入れて、引き出しや蓋のある箱などにしまうことをお勧めします。

使用後はすぐ外して乾拭き

石のついたジュエリーは、帰宅後には外し、柔らかい布などで乾拭きしてからしまいましょう。
ジュエリー専用のクロスも販売されていますのでジュエリーの近くに一緒に保管すると便利です。

洗浄が難しいデリケートな石のお手入れ方法

パール

使用後は必ず柔らかい布で乾拭きし、皮脂汚れ等を落とします。
ネックレスは全ての珠を一個ずつ、根元から拭いていきます。これは毎回することを習慣化することをお勧めします。
こちらは毎回必要ではありませんが、中性洗剤を溶かした液に浸した布を絞って軽く拭くこともOKです。その後は水で浸して絞った布でもう一度拭いてください。
パールは、お手入れを怠れば真珠層が剥がれたり変色したりしますが、正しい使い方をしていれば数十年たっても独特な美しい輝きを維持することができます。

ターコイズ

皮脂汚れが付くと変色するので、できるだけ直接皮膚に触れないようにしたいものです。
多孔質のため、表面に肉眼ではわからない小さな穴が開いていて、水も油も洗浄液も、あらゆるものがここからしみ込んでしまうのでできるだけ洗浄そのものをしなくて済むように気を付けて取り扱いましょう。
汚れの染み込みを少しでも防ぐため、身に付けた後は必ず優しく乾拭きしてからしまいます。
どうしても洗いたいときは、真水か、ごく薄い中性洗剤で洗い、すぐに水分をふき取ってください。
摩擦で傷がつくことも考えられるので、拭くときは柔らかい布で優しく、が基本です。

ですが、汚れを気にしすぎて身に着けられないとなると本末転倒。
惜しげなく普段使いできる品物と、ジュエリーとして丁寧に扱う品物を分けてお考えになること良いのではないでしょうか。

エメラルド

内部のフラクチャーや傷によって超音波洗浄で割れる恐れがあるため、超音波洗浄機はNGです。
また、ほとんどのエメラルドは含侵処理等がされているため、高熱を与えるとそれらが溶け出してくることも考えられ、スチームクリーナーを使うことも良い方法ではないでしょう。
最も無難なお手入れは、中性洗剤を溶かした水で軽くすすぎ洗いすることです。
洗った後、水でゆすぐことと乾拭きは必須です。

最もお手入れの簡単な石は?

ダイヤモンド、ルビー、サファイアは、中性洗剤で洗えて、超音波洗浄機でも洗えるので、お手入れという点で最もおすすめの石です。
とはいえ、傷や内部のひびが超音波によって広がることもあるので、よく観察して見極めてから洗浄機にかけてください。

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